シマ育コミュニティとは

『シマ育』という言葉には、「シマ(=互いに支え合える地域共生コミュニティ)の中で多様な人と関わり、本物の自然・文化にふれながら人間力を育む」という意味が込められています。

それはかつて、日本中に存在していた子育て環境であり、「人間本来の子育て」が叶う場所でもあります。しかしながら、明治の時代から戦後の高度経済成長期にかけて、都市化や核家族化が進んだ日本では、人と人、人と自然との関わりが失われ、自然や文化から遠く離れた子育て環境や、支え合う関係を持ちづらい孤独な子育て環境が増えています。

海で隔てられる島々には、日本社会から失われつつある「人間本来の子育て」環境が残っています。約400島余りの離島地域の多くに、豊かな自然や文化、人々が支え合う暮らしの知恵や価値観が残り、人間本来の子育てが叶う環境が存在しているのです。

ただ一方で、1950年代より続く人口減少に歯止めがかけられず、「少し先の未来には学校がなくなるかもしれない」という危機的状況にある島も少なくありません。

都市部には、豊かな自然や文化を求める親子や、孤独な子育てに悩む親子が存在します。そして島には、地域の未来を切り拓くために「島の外からも子どもたちを迎え入れよう」と考える人々が存在します。

『シマ育コミュニティ』は、思いの発端は異なれど「シマ育」に可能性を感じる両者が、より良い出会いとつながりを得られるよう願いを込めて、生み出された出会いと学びのコミュニティです。

届けたいヒトとコト

シマ育では、「みんなで育む、子どもとシマのよりよい未来」を軸に、このような人に情報を届けてまいります。

こんなヒトに届けたい

  • 安心できる離島留学先や子育て環境を探している家族
  • 離島留学を経験した人の体験談を知りたい家族
  • 島外から子どもや家族を迎え入れたい島の人々
  • 他の島での取り組みから学びたい島の人々
  • 島で保育士や先生として働きたい専門職の方

こんなコトを届けたい

  • 先進事例となるシマ育環境の紹介
  • 離島留学を行った先輩家族の体験談
  • 教育分野などの専門家のインタビュー
  • そのほか、シマ育環境に関わる方へのインタビュー
  • 不安や悩みを越えるため語り合う勉強会の案内やレポート

「年齢アイコン」もご参考に

子育て・教育の話題は子どもの年齢によってさまざまです。
「シマ育コミュニティ」では、記事の対象年齢をアイコンでも表示しています。
幼児(0~6歳)、小学生(7~12歳)、中学生(13~15歳)、高校生(16~18歳)の 年齢アイコンもぜひご活用ください。

ご覧いただけるのは登録メンバーのみ

シマ育コミュニティは、安心・安全に公開・交流いただけるよう、一部を除いてご覧いただけるのは会員登録いただいたメンバーのみ。登録の条件はひとつだけ、リンク先ページにある「シマ育コミュニティのお約束」をお守りいただける方となります。

会員登録とお約束

運営元(リトケイ)について

シマ育コミュニティは、NPO法人離島経済新聞社(リトケイ)が運営しています。

当プロジェクトの活動費は、子どもたちを取り巻く社会課題を解決することを目的とした日本財団の「子どもサポートプロジェクト」の採択事業への助成と、リトケイのサポーター会員および寄付者の皆さまからのご支援によってまかなわれています。

リトケイは、416島ある有人離島の「島の宝を未来につなぐこと」をミッションに、シマ育コミュニティ運営のほか、メディア事業、魚食文化の継承、環境保全活動の支援など多分野に渡り活動中です。これらの活動を継続・拡大できるよう、私たちは常に、島を想うみなさまからのご支援をお待ちしております。詳しくは下記のリンク先ページをお読みください。

シマ育を応援する